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DAY 2
開催日程:9月16日(水)17:00-18:40
ヘルステック
イスラエルではヘルステックを次の経済成長エンジンに変えるべく、積極的な投資が行われています。
また、コロナ禍においてイスラエルではSheba Medical Centerを中心にいち早く医療現場での課題解決に取り組み始めました。
DAY 2では、このようなスピード感のあるイスラエルのヘルステックの今について、深堀りします。
プログラム
開会挨拶
17:00-17:05

ミリオンステップス株式会社
事業開発
梅山 夕香里
講演
「イスラエルのヘルステック分野の概要とそのCOVID-19による変化」
17:05-17:20

Pitango HealthTech Fund
Managing General Partner
Guy Ezekiel, M.D.
医学博士(ベン・グリオン大学)、MBA(ピッツバーグ大学)。
バイエルヘルスケアの子会社であるメドラッド社のピッツバーグ本社にて、上級管理職。その後、心臓病市場向け新規経カテーテルバルブを開発するVentor Technologies社の社長兼CEOを務めた。Ventor社は2009年にMedtronic社 [NYSE: MDT]に買収され、同社のジェネラルマネージャー/バイスプレジデントに任命。その後、医療現場にてX線およびCTイメージングに使用する新規の造影剤を開発するMarval Pharmaにて社長兼CEO/Brainsway [TLV: BRIN] の社長兼 CEOを歴任。
講演
「シェバメディカルセンターでのヘルスケアイノベーションと、COVID-19流行下でのイノベーションが果たす役割」
17:20-17:35

Sheba Medical Center
Chief Innovation/Medical Officer
Eyal Zimlichman
Sheba Medical Center (シェバメディカルセンター) は1948年に設立されたイスラエル最大の医療施設です。米NewsWeek誌による「世界最高の病院トップ10」(2020)で9位にランクインしており、中東を代表する医療センターの一つとなっています。
シェバメディカルセンターでは、2019年に施設内にARC(Accelerate, Redesign, Collaborate)というイノベーションハブを設置し、スタートアップと病院・メディカル業界のギャップを埋める役割を担ってきました。新型コロナウィルス感染拡大後はイスラエルでの感染拡大を抑えるために最前線で戦う一方、医療現場での課題解決のためにいち早くイスラエル国防軍(IDF)のR&Dチームやスタートアップとの協力体制を整え、その課題解決を内外に発信することでスタートアップの成長にも貢献しています。本講演ではこのような取り組みについてお話し致します。
スタートアップ紹介
17:35-17:45

EarlySense
Director of Business Development
Ziv Leinwand
医療機関にて非接触で患者を継続的に監視するセンサーを提供しており、米国FDAからも医療機器としての承認を取得しています。
同社の製品を用いることで、医師が患者に接触せずに心拍数、呼吸数、動きを連続的にモニタリングするため、臨床チームが転倒や褥瘡などの悪化の兆候を早期に発見し、対処することを可能にします。このシステムは実用的なデータをリアルタイムで提供できるため、患者管理ツールと組み合わせることで、臨床スタッフが患者の潜在的な悪化の兆候をできるだけ早期に特定することをサポートします。
【COVID-19対応】
同社のシステムは、病院や自宅でCOVID-19の患者を遠隔で監視することができます。医療スタッフは、患者との接触を最小限に抑えながら、重要なデータを追跡することができるため、感染の可能性を最小限に抑えることができると考えられます。このシステムは、イスラエルの2つの大手病院だけでなく、米国のいくつかの病院や医療システムでも採用されています。
スタートアップ紹介
17:55-18:05

CyberMDX
Director, Business Development
Amir Vashkover
CyberMDXは、医療現場でのIT環境の包括的な監視、可視化を通じて、医療機関を円滑に運営するためのプロアクティブなサイバーインテリジェンスを提供しています。
医療業界に関する深い専門知識、独自のサイバー戦略や最先端のAI技術を活用しながら、CyberMDXが医療機器、IoT、IoMTなどのデバイス形式を継続的に確認しています。ライブインベントリマッピングとリスクプロファイリングにより、事前の防御体制の構築、封じ込め、堅牢なインシデント対応を可能にし、医療現場においてスマートなサイバーセキュリティを簡単に実現することができます。
スタートアップ紹介
18:05-18:15

CLEW
CEO
Gal Salomon
CLEW は医療現場で生命を脅かすような合併症の発症を予測し、より良い臨床的意思決定を行うことができるリアルタイム AI 解析プラットフォームを提供しています。CLEWは、治療結果や安全性の向上、患者ケアの合理化、規制や罰則への効率的な対応、そして、究極的には医療費の削減につながるソリューションを提供することをゴールに定めています。CLEWはもともとICU向けに開発・実証されていましたが、あらゆる医療環境において、臨床リソースを最適化し、医療従事者が患者の状態悪化を予測するための指針となり得るマシンラーニングモデルを開発する予定です。
スタートアップ紹介
18:15-18:25

MyndYou
CEO, Co-Founder
Ruth Poliakine Baruchi
MyndYouは、AIを用いて、在宅高齢者の脳の活動を評価し、健康状態を観察することを可能にします。
人間の脳は健康や幸福を測ることができるスーパーセンサーであり、身体の衰えに伴う健康状態の変化や認知異常を検知することができます。同社のAIベースの音声ボットとエンゲージメントツール「MyEleanor」は、パーソナライズされたバーチャルヘルスコーチです。MyEleanorは、高齢者の自宅に電話をかけ、その声に対して脳駆動型の音声分析を実施し、高齢者の健康の変化を検出することができます。
また、自動で一定期間毎に確認の電話を入れることができるため、在宅高齢者の健康状態を確認し、高齢者が感じている孤独感や社会的孤立感を軽減することができます。
スタートアップ紹介
18:25-18:35

Variantyx
Chief Scientific Officer
Noam Shomron, PhD
Variantyxは、米国臨床検査室改善法(CLIA)/米国病理学会(CAP)認定のゲノム診断ラボです。当社は複雑な症例を対象とした包括的な全ゲノム検査企業のリーダーとして認知されており、川下市場への進出も視野に入れています。
当社のVariantyx Genomic Unity® 全ゲノム配列ベースの方法論は、遺伝子検査のパラダイムを変え、現在のターゲットアッセイ技術の限界を克服し、200億ドルを超える遺伝子診断市場に衝撃を与えています。
当社は、単一遺伝子検査からゲノム全体を対象とした包括的な検査まで、業界でも類を見ない包括的な検査オプションのポートフォリオを提供しており、その結果、診断率の向上、診断期間の短縮、低コスト化を実現しています。
当社の製品は、世界をリードする医療機関や製薬会社に採用されています。また、米国の主要な民間健康保険、政府健康保険の支払者から標準および独自の医療コード(CPTコード)を付与され、保険償還に適応しています。
閉会挨拶
18:35-18:40

ミリオンステップス株式会社
事業開発
梅山 夕香里
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